帰国報告(バッジは日本人の印)2006/08/05 16:49

欧州小旅行(パック旅行、ドイツ南部、アルプス、パリ)にいってきました。初めての欧州です。感じるところを少し書きたいと思います。

最初は旅行会社のバッジについて、

観光地はアジア系(日本人、韓国人、中国人、インド人少々)がほとんど占拠していました。その中で、日本旅行団の特徴といえば、旅行会社のバッチをつけていること。他国の旅行団には見られません。

私は、ドイツに入った時点で外しました。添乗員さんが、すぐに全員(30名)の名前と顔を記憶してくれ、何の意味もないと判断したからです。

ちなみに、ライン河クルーズで見かけた、ある日本人観光団は、次のようなネームプレートを首からぶら下げていました。「教職員欧州研修旅行団(氏名)」????

ライン河の橋2006/08/05 22:29

ライン河クルーズ(1時間少々)中、ライン河には橋が1本もありません。聞くところによると、100キロほどの間、橋がないとのことです。両岸の行き来はフェリーボートで、ちっとした町があると、必ずフェリーボートが運航されています。

瀬戸内海に3本も橋をかけてしまった国民としては、まったく信じられない事実ですが、橋を架けない理由は何でしょうか。

歴史的には、ライン河は重要な国防線でした。欧州連合が組織された現代にあっても、長い歴史の教訓を忘れていないのでしょうか。

なんでも(自らの負の遺産さえも)水に流そうとする国民とは、ずいぶん国民性が異なるものだと思います。歴史の教訓は忘れないが、それに囚われないことが重要であると思います。

両岸には古城が散在しますが、物流面からライン河を見ますと大変面白いものです。
まず、貨物船の多さ。多くの船が、デッキに乗用車(船員の通勤用?)を積んでいます。河の両岸には鉄道があり、乗客列車の数倍の貨物列車が行き来していました。もちろん道路も両岸にあるのですが、大型のトラックはほとんど見かけませんでした。効率を優先し、トラック輸送に偏る日本とは大違いであると思います。

環境の国ドイツ2006/08/06 09:38

木材の日本とは異なる使用例を2例発見しました。

1例目はフランクフルトのホテルでの朝食です。
コーヒーかき混ぜ用の木のスチックがテーブル上にありました。アイスキャンデーの芯を細くしたような木片です。

2例目は、高速道路の防音壁です。もちろん、金属製も一部見かけましたが、多くは木製でした。

日本では、家庭ごみにおけるプラスチックの多さが大問題です。個人的努力でプラスチックゴミを減らすのは限界があります。

国としての政策変換が必要です。

観光地でのゴミとゴミ箱2006/08/06 10:05

高いモラルがゴミを少なくする最大要因ですが、社会構造として、ドイツ、スイスでは観光地でのゴミを少なくしているようです。

自動販売機がほとんどありません。あったとしてもホテルなど建物内。海外旅行者を別にすれば、団体のバス旅行が少ないようです。食事はレストランでとり、日本のように幕の内弁当というようなこともありません。

古い市街等の観光地には、ゴミ箱がまったくありませんし、一方、公園等のようにゴミ箱があるところは、いたるところにあります。さらに、ゴミがあふれているようなゴミ箱を見かけませんでした。

変わったところでは、スイスの公園でロール状の黒のプラスチック袋(スーパーのレジ横のテーブルに設置しているようなもの)に犬の絵が印刷されたものを見かけました。おそらく、犬の糞処理用だと思います。

フランスでは、公園等に小さなゴミは結構落ちているのですが、清掃も頻繁に行われているようです。かつては犬の糞害がひどかったとのことですが、ほとんどなくなったとのことです。
ビン、缶用のゴミ箱は、巨大なりんごの側面に投函用の小穴がついたスタイルです。ゴミ箱は箱ではなく、透明なプラスチック袋を輪にぶら下げています。美観よりも爆弾テロ等を防止するスタイルのようです。

バスの車窓からだけの確認ですが、ゴミの不法投棄のような状況は一切見られませんでした。モラルの問題なのか?罰則の問題なのか?政策の差なのか?研究課題です。

ドイツの村は団地です。2006/08/06 21:03

ドイツでは広々とした農地が延々と続きますが、農家は固まって存在します。

まるで、日本の新興団地のような趣です。色彩も統一され、それ自体が観光対象のような存在です。
また、農家の団地化は、社会設備(上下水道、電気「地下配線」等)費用も安くなるでしょう。

集落形式は歴史的必然(敵から防御するため)から生まれたものかも知れませんが、現在では、いろいろ規制があって自由には建てられないそうです。

日本でも、土地利用に制限がありますが、いろいろ例外規定があり、長期的にみれば、制限はあってないようなものです。

社会生活は、自由と規制のバランスの上に成り立ちます。規制が社会をよくする場合もありますし、悪くする場合もあります。自由も同じです。長期的視野に立ったルール作りと、教育が重要です。